奈良・東大寺の写真を撮る

はじめに

日本屈指の大寺、東大寺。741年、聖武天皇の勅願により、仏教をもって国を治めるという政治構想から、国分寺のひとつとして建立されました。奈良の東大寺は、全国に点在する国分寺の総本山です。その圧倒的なスケール感にとても感動しました。

 

・東大寺の写真を撮る

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JR奈良駅前から、奈良交通・市内循環バス外回り系統に乗車。およそ10分後「大仏殿春日大社前」下車。そこから5分くらい歩くと、東大寺の境内に入ります。

近鉄奈良駅からアクセスする場合でも、同じ系統のバスを使うと便利です。

 

国宝・南大門

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まず登場するのが、国宝・南大門(なんだいもん)。

現存の南大門は、962年に台風で一度崩壊後、鎌倉時代の1199年に復興されたものだとのこと。

 

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でかいです。とにかくめちゃくちゃでかいです。存在感がとんでもないことになっています。なにこれと思います。大仏殿はまだ先ですが、この時点でめちゃくちゃ感動してました。

 

国宝・金剛力士立像

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南大門内部、左右に安置されているのが、高さ8.4メートルの金剛力士立像(こんごうりきしりつぞう)です。

門に向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左に阿形(あぎょう、口を開いた像)が安置されています(一般的な仁王像の安置方法と左右は逆です)。

院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神。筋肉隆々でかっこいいです。

 

重要文化財・中門

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大仏殿の手前にある楼門(ろうもん)。1716年ころの再建。中門(ちゅうもん)の両脇から「コ」の字形に回廊が伸び、大仏殿の左右に連結します。

中門をくぐって先に進むためには、入堂料500円が必要です。

 

国宝・金堂(大仏殿)

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でかいです。ほんとうにでかいです。世界最大級の木造建築物。

創建以来、2度の兵火(1180年と1567年)で焼け落ちたことがありますが、江戸時代に再建され、現在の姿となりました。再建に伴い、東西の幅がおよそ3分の2に縮小されたそうですが、にもかかわらず、なお非常識なでかさです。

 

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東西の幅57.5メートル、奥行き50.5メートル、棟までの高さ49.1メートル。世界最大級の木造建築(最大ではない)。

内部に「奈良の大仏さん」がいらっしゃいます。

 

国宝・盧舎那仏像(大仏さま)

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正式名称は、東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)。世界を照らす仏、ひかり輝く仏、という意味が込められています。写真撮影OK。

 

聖武天皇の発願で745年から造像の準備が始まり、752年に開眼(入魂)。大仏殿同等、2度兵火で焼失するも、その都度、時の権力者の支援を得て再興された過去があります。

 

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座高15メートル、頭の長さ6.7メートル、頭のクルクル966個。クルクルの直径およそ18センチ。

クルクルは、正式には螺髪(らはつ)と呼びます。

 

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大仏さまの背もたれも豪華。

 

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左手で宇宙の知恵を、右手で慈悲をあらわしながら、人々が思いやりの心でつながり、絆を深めることを願っておられるそうです。

 

おわりに

国家の安寧と、国民の幸福を祈る目的で建てられた道場であり、同時に仏教の研究の場としても栄え、多くの学僧を輩出した東大寺。

建物のスケールの大きさはもちろん、宗教学上の役割の大きさや歩んだ歴史の険しさに強い感銘を受けました。境内は、なにかとてつもない力に満ちているような感じがして、活力をわけてもらえたような気がします。

華厳の教えが、末長く後世に相承されていくよう、陰ながら願います。(了)

 

ご覧いただきありがとうございました!
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