CPプラス 2017のレポート

はじめに

2017に行きました。8年目を迎えたアジア最大級のカメラ見本市です。

簡単ですがレポートします。

 

(シーピープラス)2017

カメラと写真・映像が主役の展示会、CP+(シーピープラス)。

 

2005年から2009年まで開催されていた「フォトイメージングエキスポ」の後継イベントとして、2010年から毎年一回のペースで開催されてきました。

「CP」はCamera & Photo Imagingの略で、写真映像産業と文化の発展を願って「プラス」が添えられています。

 

今年の注目は、FUJIFILMの中判ミラーレスカメラ「GFH 50S」。

タッチアンドトライのコーナーでは人の列が途切れることはなく、40-50分待ちの状態が続いていました。

 

以下、種々雑多、簡単なレポートです。

 

FUJIFILM、GFH 50S

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GFHの文字が前面に躍り出たFUJIFILMの展示ブース。

中判ミラーレスカメラの「GFH 50S」はボディのみで70万円を超す品物ですが、モデルの女性を相手に自由に試し撮りできるとあって、タッチアンドトライのコーナーには終日、長蛇の列ができていました。

CPプラス終了後の2月28日に発売が開始されました。

 

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風景写真家の辰野清さんがFUJIFILMのステージで公演。

これだけの巨大ディスプレイに映し出されても細部まで階調豊かに描き出すあたり、中判センサおそるべし。

GFHには、5140万画素の中判サイズCMOSセンサが搭載されています。

 

Nikon

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今年、創立100周年を迎えるニコン。

が、半導体製造装置事業やカメラ事業で1000人超の人員削減を計画するなど、明るいニュースが聞こえてきません。

 

昨年に比べてこじんまりとしたブースに新製品の展示はなく、経費削減の色濃い装飾。

ミラーレス市場への出遅れ、コンデジ市場での不振、存在感に欠けるAPS-C機。

技術力に長けるも、マーケティングに失敗しているのは明白で、今年の大リストラで名門復活なるか、今後に注目です。

 

Sony

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今年のCPプラスで最大のブース面積を占めたのは、Sonyでした。

11月に販売開始したレンズ交換式デジカメ「α99II」が目玉の一つ。

有効約4240万画素のCMOSセンサーを搭載したフルサイズ・フラッグシップ機で、約3年ぶりの一眼レフ製品となりました。

 

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最新のEマウントレンズ3本を含めた全αレンズ群。Sonyのレンズも充実してきましたね。

 

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電波式ワイヤレス対応のクリップオンストロボ「HVL-F45RM」をつかったストロボ撮影体験コーナー。

プロのスタジオライティングを体験できる珍しいコーナーでした。

 

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Sonyらしい個性的なモデルさんでした。細くてすらりと伸びた脚がとても魅力的。

 

DJI

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ドローンメーカー唯一の参加となったDJI。

無人自動空撮システム(ドローン・マルチコプター)の世界的リーダーです。

 

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2000万画素の1インチCMOSセンサーを搭載し、4K/60 fpsの動画撮影と14 fpsのバーストショット撮影を可能とした「Phantom 4 Pro」。

 

ドローンが飛ぶのを間近で見るのは初めてでした。

素早く動けることは知っていましたが、空中でぴたっと止まる静止能力の高さは予想以上で、「撮影に使えるツール」という印象。

 

オリンパス

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2037万画素のRAW画質で、秒間18コマの驚異的な連写を可能とする「OM-D E-M1 MarkII」。

最大5.5段のボディ内手ぶれ補正と、121点オールクロス像面位相差センサーによる優秀なAF性能も備える。

まさに、世界を変える(かもしれない)一台。

 

Canon

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エントリークラスの一眼レフカメラ「EOS9000D」と「EOS Kiss X9i」が今年の見どころ。

 

基本スペックはほぼ共通ですが、操作性やボディデザインなどに違いがあります。

「EOS9000D」は、上級機と同様の操作系が特徴の本格志向ユーザー向け。

「EOS Kiss X9i」は、流線型のフォルムとシンプルな操作系が特徴のファミリータイプ向け。

 

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Sonyに次ぐブース面積の広さで、さまざまな撮影体験ができました。

 

おわりに

CIPAの統計によると、2016年のデジタルカメラ出荷台数実績は、

・レンズ一体型     前年比56.3%

・レンズ交換型一眼レフ 前年比87.0%

・レンズ交換型ノンレフ 前年比94.4% (ミラーレス、コンパクトシステムカメラ等)

 

どれも前年比「減」ですが、レンズ交換型ノンレフカメラは一桁台の落ち込みに止まっている様子。

スマホでは取れない、ちょっといい写真を、重たいカメラを持ち運びすることなく撮りたい。

そんな需要がまだまだ残っていることを再確認できる数字です。

 

小型・軽量なだけでなく、速写性能や望遠撮影など、一部の機能が一眼レフを凌駕し始めたミラーレスカメラ。

携帯性や操作性、コストパフォーマンスをどれだけ高められるかが今後の焦点です。

 

ご覧いただきありがとうございました!
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